ハックツ調査記録
スキップしたいくらい楽しい時間を「WARU WARU DONUT」
三軒茶屋のゆったりとした住宅街にお店を構えるWARU WARU DONUT。オーナーさんは、ちょっとジャンクなものを楽しみながら食べることを「ワル」と表現します。お店のコンセプトは「The Best Partner For Skip.」。スキップしたいくらい楽しい気分をさらに盛り上げてくれる、そんなドーナツ店をご紹介します。 ジャンクで「ワル」なのにオーガニック お店まで歩いていくと、大きな窓に描かれた猫のキャラクターや、扉に付けられたドーナツ型の把手など、入る前からワクワクした気持ちに。店内のショーケースには、シュガーやきな粉がまぶされたシンプルなドーナツから、大きなチョコレートやストロベリーチョコでデコレーションされたカラフルなドーナツまで多種多様なものが並び、ワルな欲望が刺激されます。 見た目はジャンクですが、揚げ油に上質な純なたね油を使用するなど、身体に優しい素材が使われています。オーガニックな素材に辿り着いたのは、美味しいドーナツを作りたいと突き詰めていった結果なのだとか。背徳感を楽しみながらも、罪悪感を感じない。そんな贅沢を実現するドーナツは、幅広い方の「ワル」を叶えてくれるに違いありません。 イースト・ファッション・バター、生地ラインナップも楽しい WARU WARU DONUTの商品ラインナップは、生地別に3カテゴリあります。 まずはイーストドーナツ。材料や製法の検討を何度も繰り返して生み出した生地は、しっとりとふんわりを両立した自慢の味です。低温でゆっくり時間をかけて発酵させることがカギとのことで、日々の気温や湿度を見ながら工程を調整しています。きな粉やシナモンをまぶしたものから、目を引くデコレーションの施されたものまで、繊細な生地を活かしたドーナツを気分に合わせて選べます。 次に、ファッションドーナツ。サクサクとしっとりを両方楽しめる生地で、特に大人の女性に人気です。季節に合わせて、ココア生地やチョコレートトッピングなど、さまざまなバリエーションも楽しめます。コアなファンも多く、ファッションドーナツだけを全種類買われる方もいらっしゃるほどの人気商品です。 最後に、バタードーナツ。食べ応えのあるずっしりとした生地と、たっぷりのバターが美味しいドーナツです。もともとはお土産やギフト用として、日持ちするドーナツをつくろうと商品開発をしたのだとか。油で揚げていないことから、ご年配の方にも食べやすいと人気です。 ...
スキップしたいくらい楽しい時間を「WARU WARU DONUT」
三軒茶屋のゆったりとした住宅街にお店を構えるWARU WARU DONUT。オーナーさんは、ちょっとジャンクなものを楽しみながら食べることを「ワル」と表現します。お店のコンセプトは「The Best Partner For Skip.」。スキップしたいくらい楽しい気分をさらに盛り上げてくれる、そんなドーナツ店をご紹介します。 ジャンクで「ワル」なのにオーガニック お店まで歩いていくと、大きな窓に描かれた猫のキャラクターや、扉に付けられたドーナツ型の把手など、入る前からワクワクした気持ちに。店内のショーケースには、シュガーやきな粉がまぶされたシンプルなドーナツから、大きなチョコレートやストロベリーチョコでデコレーションされたカラフルなドーナツまで多種多様なものが並び、ワルな欲望が刺激されます。 見た目はジャンクですが、揚げ油に上質な純なたね油を使用するなど、身体に優しい素材が使われています。オーガニックな素材に辿り着いたのは、美味しいドーナツを作りたいと突き詰めていった結果なのだとか。背徳感を楽しみながらも、罪悪感を感じない。そんな贅沢を実現するドーナツは、幅広い方の「ワル」を叶えてくれるに違いありません。 イースト・ファッション・バター、生地ラインナップも楽しい WARU WARU DONUTの商品ラインナップは、生地別に3カテゴリあります。 まずはイーストドーナツ。材料や製法の検討を何度も繰り返して生み出した生地は、しっとりとふんわりを両立した自慢の味です。低温でゆっくり時間をかけて発酵させることがカギとのことで、日々の気温や湿度を見ながら工程を調整しています。きな粉やシナモンをまぶしたものから、目を引くデコレーションの施されたものまで、繊細な生地を活かしたドーナツを気分に合わせて選べます。 次に、ファッションドーナツ。サクサクとしっとりを両方楽しめる生地で、特に大人の女性に人気です。季節に合わせて、ココア生地やチョコレートトッピングなど、さまざまなバリエーションも楽しめます。コアなファンも多く、ファッションドーナツだけを全種類買われる方もいらっしゃるほどの人気商品です。 最後に、バタードーナツ。食べ応えのあるずっしりとした生地と、たっぷりのバターが美味しいドーナツです。もともとはお土産やギフト用として、日持ちするドーナツをつくろうと商品開発をしたのだとか。油で揚げていないことから、ご年配の方にも食べやすいと人気です。 ...
あらゆる人をゴキゲンにしたい「THE ROAST BEEF」
三宿に店舗を構えるTHE ROAST BEEFはその名のとおりローストビーフの専門店。代表自らが厳選した群馬県の赤城牛をメインに使用し、3週間の熟成や1分1℃にこだわった火入れにより、驚くほど柔らかく、美しい断面のローストビーフを実現しています。商品にかける想いはもちろんのこと、普段なかなか目にできない大きな塊肉での提供や、切り方・盛り付け方・テーブルアイテムの提案など、食卓を彩る特別な体験をトータルプロデュース。THE ROAST BEEFは食卓を囲む皆さんに特別な時間と空間を演出します。 群馬県の赤城牛自慢のローストビーフ THE ROAST BEEFを手掛ける株式会社デクノバースは、結婚式の1.5次会や2次会のプロデュースやケータリングの会社として2010年に誕生。デリバリー事業の世界的な盛り上がりを受けて、ケータリング事業は順調に成長していきました。しかし、2020年のコロナ禍でデクノバースの両事業が停止。そこで、ケータリングで圧倒的な人気だったローストビーフの物販に着目したのだといいます。 ローストビーフそのものがパーティのメインサプライズになり、登場の瞬間思わず歓声が沸くような感動をお届けしたい。そんな想いから「THE ROAST BEEF」というブランドを立ち上げました。現在では、オンラインショップを中心にローストビーフやミートパイ、調味料商品の販売を行っています。 ローストビーフの商品開発は会社の代表・平川さんが自ら担当しています。そのプロセスは、全国の畜産農家を訪れて牛に対する想いや育て方を聞き、その場でローストビーフを作って味を確かめるというこだわりよう。 そんな平川さんが惚れ込んだのが、現在メインで仕入れている群馬県の赤城牛です。その赤城牛を、ヒマラヤ山脈で採れる最高品質岩塩「Rosa」や、国産ローズマリーなどの厳選した調味料で仕上げます。 調理法にもこだわりがあり、肉の旨みを最大限引き出すための3週間の熟成や、1分1℃単位の火入れにより、感動の柔らかさと美しい断面を実現しているといいます。また、THE ROAST BEEFでは食材を余すことなく使い切るという信条のもと、ローストビーフに使用しなかった部分でミートパイやグレイビーソースを開発。次々と新商品が生まれています。 お客様には、-30℃の超冷凍技術で焼きたての美味しさをそのまま閉じ込めてお届け。お召し上がりの際は2~3mmの薄さにスライスするのがおすすめだそう。 オンライン販売でもお客様と近い関係に ...
あらゆる人をゴキゲンにしたい「THE ROAST BEEF」
三宿に店舗を構えるTHE ROAST BEEFはその名のとおりローストビーフの専門店。代表自らが厳選した群馬県の赤城牛をメインに使用し、3週間の熟成や1分1℃にこだわった火入れにより、驚くほど柔らかく、美しい断面のローストビーフを実現しています。商品にかける想いはもちろんのこと、普段なかなか目にできない大きな塊肉での提供や、切り方・盛り付け方・テーブルアイテムの提案など、食卓を彩る特別な体験をトータルプロデュース。THE ROAST BEEFは食卓を囲む皆さんに特別な時間と空間を演出します。 群馬県の赤城牛自慢のローストビーフ THE ROAST BEEFを手掛ける株式会社デクノバースは、結婚式の1.5次会や2次会のプロデュースやケータリングの会社として2010年に誕生。デリバリー事業の世界的な盛り上がりを受けて、ケータリング事業は順調に成長していきました。しかし、2020年のコロナ禍でデクノバースの両事業が停止。そこで、ケータリングで圧倒的な人気だったローストビーフの物販に着目したのだといいます。 ローストビーフそのものがパーティのメインサプライズになり、登場の瞬間思わず歓声が沸くような感動をお届けしたい。そんな想いから「THE ROAST BEEF」というブランドを立ち上げました。現在では、オンラインショップを中心にローストビーフやミートパイ、調味料商品の販売を行っています。 ローストビーフの商品開発は会社の代表・平川さんが自ら担当しています。そのプロセスは、全国の畜産農家を訪れて牛に対する想いや育て方を聞き、その場でローストビーフを作って味を確かめるというこだわりよう。 そんな平川さんが惚れ込んだのが、現在メインで仕入れている群馬県の赤城牛です。その赤城牛を、ヒマラヤ山脈で採れる最高品質岩塩「Rosa」や、国産ローズマリーなどの厳選した調味料で仕上げます。 調理法にもこだわりがあり、肉の旨みを最大限引き出すための3週間の熟成や、1分1℃単位の火入れにより、感動の柔らかさと美しい断面を実現しているといいます。また、THE ROAST BEEFでは食材を余すことなく使い切るという信条のもと、ローストビーフに使用しなかった部分でミートパイやグレイビーソースを開発。次々と新商品が生まれています。 お客様には、-30℃の超冷凍技術で焼きたての美味しさをそのまま閉じ込めてお届け。お召し上がりの際は2~3mmの薄さにスライスするのがおすすめだそう。 オンライン販売でもお客様と近い関係に ...
酒とかりんとうでつながる「東京 世田谷 升本屋」の輪
東京 世田谷 升本屋は、世田谷・北沢に3代続く酒と食品の小売店。「おいしい、ヘルシー、めずらしい」をコンセプトに、店主の梅田さんが自分でもリピートしたいと感じる商品を多数取り揃えています。また、オリジナル商品の「塩みつブラウンかりんとう」は、沖縄の塩と黒糖を使用した逸品。梅田さんは小売の他にも泡盛部やワイン部といったイベントを定期的に開催し、お客様同士のつながりの場も提供しています。毎月発行している「升本屋之素」では梅田さんの想いが綴られ、それをきっかけにお客様との会話が生まれることも。食への深い愛情と、人とのつながりを大切にする姿勢が、この店の魅力を形作っています。 「おいしい、ヘルシー、めずらしい」を届けたい 東京 世田谷 升本屋は、1949年に酒屋として創業。東京飯田橋にて江戸時代より続く升本酒店(現在は酒類問屋「升本総本店」)からの暖簾分けを受ける形で、戦後にお祖父様が北沢に店を構えました。都内には今でも升本という屋号の店が何店舗もあると言います。 2代目であるお父様の時代には、お店の周辺は肉屋や魚屋をはじめ沢山の商店で賑わう商店街で、升本屋も酒屋兼食品小売店として営業していました。近所に夜1時まで営業する銭湯があり、風呂上りのお客様が冷えたビールを飲めるようにと時間を合わせて営業するなど、まさに地域密着の商店。 「景気が良い時代だったので色々なものがうまく循環し、忙しかったけれど楽しかった」とお父様は語っているそう。3代目店主の梅田さんは子供のころから品出しやレジの手伝いをしながら、1995年から常勤になり、元々の店舗から現店舗に移した2007年から表舞台を引き継ぎました。 東京 世田谷 升本屋で取り扱う商品のコンセプトは「おいしい、ヘルシー、めずらしい」。食べて美味しいことは勿論のこと、添加物を極力使わずに体に優しいこと、地方の隠れた名品など珍しいものであることを重視しています。特にセレクト品は、梅田さん自身が使って納得し、リピートしたいと思う商品を厳選。台所に立つ方がひと手間加えることでぐっと美味しくなるような調味料や食材を取り揃えています。 オリジナル商品のかりんとう「塩みつブラウン」はお酒に合うようにと開発されました。一般的なかりんとうとは違 って軽い食感なので、お子様や歯の弱い方にも安心。お味はBasicとNobileの2つ。Basicは沖縄の塩「ぬちまーす」とあっさりとした伊江島の黒糖を使用し、甘味の奥に軽い塩みと旨味を感じる一品。Nobileはさらに焙煎きな粉とセイロンシナモンをまぶし、懐かしくも新しい味わいです。お酒は勿論のこと、おやつやお茶請けにもぴったりな一品です。 酒屋で生まれるコミュニティ お客様がお店で買物をするちょっとした時間にも楽しみを見出してもらいたいと、梅田さんは様々な取り組みを行っています。その一つが「升本屋之素」という手書き新聞の発行。2001年10月から毎月書き続け、今や270号を超えるそう。お店や商品の情報紹介に加え、梅田さんの好きなことや感じたことをコラムにしています。 「買い物目的で来店された方に向けて、この文章を読んでなにか共感や発見があるといいな」との思いで発信しているそう。「升本屋之素は僕のライフワーク。そこに反応があれば嬉しいですね」と語ってくれました。 梅田さんが2007年に店舗を現在の形に変えたのは、お客様とコミュニケーションしやすい店にしたいという理由から。前のお店でも店内に小さな飲食スペースを作ったり、イベントを開催したりしていましたが、それを進化させ「部活」というコンセプトで定期開催するようにしました。 ...
酒とかりんとうでつながる「東京 世田谷 升本屋」の輪
東京 世田谷 升本屋は、世田谷・北沢に3代続く酒と食品の小売店。「おいしい、ヘルシー、めずらしい」をコンセプトに、店主の梅田さんが自分でもリピートしたいと感じる商品を多数取り揃えています。また、オリジナル商品の「塩みつブラウンかりんとう」は、沖縄の塩と黒糖を使用した逸品。梅田さんは小売の他にも泡盛部やワイン部といったイベントを定期的に開催し、お客様同士のつながりの場も提供しています。毎月発行している「升本屋之素」では梅田さんの想いが綴られ、それをきっかけにお客様との会話が生まれることも。食への深い愛情と、人とのつながりを大切にする姿勢が、この店の魅力を形作っています。 「おいしい、ヘルシー、めずらしい」を届けたい 東京 世田谷 升本屋は、1949年に酒屋として創業。東京飯田橋にて江戸時代より続く升本酒店(現在は酒類問屋「升本総本店」)からの暖簾分けを受ける形で、戦後にお祖父様が北沢に店を構えました。都内には今でも升本という屋号の店が何店舗もあると言います。 2代目であるお父様の時代には、お店の周辺は肉屋や魚屋をはじめ沢山の商店で賑わう商店街で、升本屋も酒屋兼食品小売店として営業していました。近所に夜1時まで営業する銭湯があり、風呂上りのお客様が冷えたビールを飲めるようにと時間を合わせて営業するなど、まさに地域密着の商店。 「景気が良い時代だったので色々なものがうまく循環し、忙しかったけれど楽しかった」とお父様は語っているそう。3代目店主の梅田さんは子供のころから品出しやレジの手伝いをしながら、1995年から常勤になり、元々の店舗から現店舗に移した2007年から表舞台を引き継ぎました。 東京 世田谷 升本屋で取り扱う商品のコンセプトは「おいしい、ヘルシー、めずらしい」。食べて美味しいことは勿論のこと、添加物を極力使わずに体に優しいこと、地方の隠れた名品など珍しいものであることを重視しています。特にセレクト品は、梅田さん自身が使って納得し、リピートしたいと思う商品を厳選。台所に立つ方がひと手間加えることでぐっと美味しくなるような調味料や食材を取り揃えています。 オリジナル商品のかりんとう「塩みつブラウン」はお酒に合うようにと開発されました。一般的なかりんとうとは違 って軽い食感なので、お子様や歯の弱い方にも安心。お味はBasicとNobileの2つ。Basicは沖縄の塩「ぬちまーす」とあっさりとした伊江島の黒糖を使用し、甘味の奥に軽い塩みと旨味を感じる一品。Nobileはさらに焙煎きな粉とセイロンシナモンをまぶし、懐かしくも新しい味わいです。お酒は勿論のこと、おやつやお茶請けにもぴったりな一品です。 酒屋で生まれるコミュニティ お客様がお店で買物をするちょっとした時間にも楽しみを見出してもらいたいと、梅田さんは様々な取り組みを行っています。その一つが「升本屋之素」という手書き新聞の発行。2001年10月から毎月書き続け、今や270号を超えるそう。お店や商品の情報紹介に加え、梅田さんの好きなことや感じたことをコラムにしています。 「買い物目的で来店された方に向けて、この文章を読んでなにか共感や発見があるといいな」との思いで発信しているそう。「升本屋之素は僕のライフワーク。そこに反応があれば嬉しいですね」と語ってくれました。 梅田さんが2007年に店舗を現在の形に変えたのは、お客様とコミュニケーションしやすい店にしたいという理由から。前のお店でも店内に小さな飲食スペースを作ったり、イベントを開催したりしていましたが、それを進化させ「部活」というコンセプトで定期開催するようにしました。 ...
天然素材の香りで健康的な生活を──「SeaAroma」のフローラルウォーター
100%天然にこだわり商品を製造・販売する香りの専門会社「SeaAroma」は、植物の力を多くの人に伝えたいという思いから、代表の藤原さんが16年前に創業しました。地元の都立園芸高校の植物で作ったフローラルウォーターは世田谷みやげにも認定されています。「多くの人々の日常に小さな幸せや癒しをもたらしたい」。安全性と品質の高さにこだわった製品は、年齢や性別を問わず多くの方に愛用されています。 植物の力で心と体を健康に SeaAromaは、代表の藤原さんが2008年に創業した香りの専門会社です。藤原さんは、アロマの第一人者である栗崎小太郎先生が開いたアロマスクールに通い、植物が持つ自然の力の素晴らしさを学びました。アロマで心と体と精神のバランスを整え、快適で健康的な生活を送りたい。そして、その効果を家族や友人にも広めたいと強く感じたそうです。 SeaAromaは天然素材の精油にこだわり、ブレンドオイルやアロマウォーターの製造、事業者向けの香り空間演出の提案など、幅広いアロマ関連サービスを展開しています。ホテルや高級スパ向けにブレンドしたオリジナルオイルは一般向けにも販売しており、自宅で気軽に癒しの空間を楽しめると好評。また、最近ではサウナブームの後押しで男性の利用者が増えるなど、お客様の幅も広がっているそう。 アロマ製品には合成香料や化学香料を含むものも販売されていますが、SeaAromaは安全性と品質の観点からも天然由来を貫きたいと言います。特に、サウナのロウリュウオイルは蒸気を直接吸い込むため、天然のものを使っていただきたいと施設の方にお伝えし、徐々に理解が進んでいるそうです。 世田谷生まれのフローラルウォーター SeaAromaでは東京都立園芸高等学校と連携した事業展開も行っています。園芸高校の授業で育てた植物は、次の栽培スペースを確保するために程なく伐採され、ロスフラワーになることも。そんな植物の活用と、生徒さんへの経験提供を両立できないかと考えた藤原さんは園芸高校に相談します。世田谷繋がりということも後押しし、花や植物を提供いただいてフローラルウォーターを製造。それを生徒さんが授業の一環として地域園芸展などで販売する取り組みを実現しました。 フローラルウォーターは定番の「ハーブミックス」と、季節の植物によって「ローズ」「夏みかん」「夏みかん+オレンジ」など4~5種類を揃えています。植物によって効能が異なり、寝る前にはリラックス効果があるラベンダー、元気を出したいときや食欲が欲しい時にはオレンジが入ったものなど、目的や利用シーンによって使い分けるのも楽しいですね。またオレンジ成分は油汚れ落としや消臭効果があり、キッチン掃除にもおススメだそうです。「アロマと聞いて使い方を迷う方もいらっしゃいますが、スプレータイプなのでお好きな場所に気軽に使っていただけますよ」とのこと。それなら簡単に生活に取り入れられそうですね。 「どなたにでも何かしら合うものがあるはず。それを探すことも楽しんで欲しいです」と語る藤原さん。世田谷生まれで世田谷育ちのフローラルウォーターで、生活に小さな幸せと癒しを取り入れてみませんか。 ご注文はこちらから → SeaAroma-ハックツ! 公式HP → SeaAroma ホームページ
天然素材の香りで健康的な生活を──「SeaAroma」のフローラルウォーター
100%天然にこだわり商品を製造・販売する香りの専門会社「SeaAroma」は、植物の力を多くの人に伝えたいという思いから、代表の藤原さんが16年前に創業しました。地元の都立園芸高校の植物で作ったフローラルウォーターは世田谷みやげにも認定されています。「多くの人々の日常に小さな幸せや癒しをもたらしたい」。安全性と品質の高さにこだわった製品は、年齢や性別を問わず多くの方に愛用されています。 植物の力で心と体を健康に SeaAromaは、代表の藤原さんが2008年に創業した香りの専門会社です。藤原さんは、アロマの第一人者である栗崎小太郎先生が開いたアロマスクールに通い、植物が持つ自然の力の素晴らしさを学びました。アロマで心と体と精神のバランスを整え、快適で健康的な生活を送りたい。そして、その効果を家族や友人にも広めたいと強く感じたそうです。 SeaAromaは天然素材の精油にこだわり、ブレンドオイルやアロマウォーターの製造、事業者向けの香り空間演出の提案など、幅広いアロマ関連サービスを展開しています。ホテルや高級スパ向けにブレンドしたオリジナルオイルは一般向けにも販売しており、自宅で気軽に癒しの空間を楽しめると好評。また、最近ではサウナブームの後押しで男性の利用者が増えるなど、お客様の幅も広がっているそう。 アロマ製品には合成香料や化学香料を含むものも販売されていますが、SeaAromaは安全性と品質の観点からも天然由来を貫きたいと言います。特に、サウナのロウリュウオイルは蒸気を直接吸い込むため、天然のものを使っていただきたいと施設の方にお伝えし、徐々に理解が進んでいるそうです。 世田谷生まれのフローラルウォーター SeaAromaでは東京都立園芸高等学校と連携した事業展開も行っています。園芸高校の授業で育てた植物は、次の栽培スペースを確保するために程なく伐採され、ロスフラワーになることも。そんな植物の活用と、生徒さんへの経験提供を両立できないかと考えた藤原さんは園芸高校に相談します。世田谷繋がりということも後押しし、花や植物を提供いただいてフローラルウォーターを製造。それを生徒さんが授業の一環として地域園芸展などで販売する取り組みを実現しました。 フローラルウォーターは定番の「ハーブミックス」と、季節の植物によって「ローズ」「夏みかん」「夏みかん+オレンジ」など4~5種類を揃えています。植物によって効能が異なり、寝る前にはリラックス効果があるラベンダー、元気を出したいときや食欲が欲しい時にはオレンジが入ったものなど、目的や利用シーンによって使い分けるのも楽しいですね。またオレンジ成分は油汚れ落としや消臭効果があり、キッチン掃除にもおススメだそうです。「アロマと聞いて使い方を迷う方もいらっしゃいますが、スプレータイプなのでお好きな場所に気軽に使っていただけますよ」とのこと。それなら簡単に生活に取り入れられそうですね。 「どなたにでも何かしら合うものがあるはず。それを探すことも楽しんで欲しいです」と語る藤原さん。世田谷生まれで世田谷育ちのフローラルウォーターで、生活に小さな幸せと癒しを取り入れてみませんか。 ご注文はこちらから → SeaAroma-ハックツ! 公式HP → SeaAroma ホームページ
鮮度も味も。トータルでバランスの良い野菜作りを続ける「海老沢農園」
世田谷区の西部・宇奈根地区の海老沢農園では、様々な野菜やブドウをご家族で栽培しています。野菜栽培を一手に担っているのが海老沢竜さん。世田谷区農業塾への参加を転機に農業の魅力にのめり込み、今では露地栽培を中心に多彩な野菜作りに奮闘しています。新鮮で味わい深い野菜は地元のファンも多く、多様な品種のナスや旬を感じさせるトウモロコシ、枝豆などどれも格別です。伝統的な農法にくわえて、自身の経験と理論を組み合わせながら、都市部での農業継続を目指して地域コミュニティとの繋がりを模索する。海老沢さんはそんな現代農業の推進者です。 経験と理論に基づいた栽培方針 世田谷区の西部・宇奈根地区で野菜や野菜の苗、ブドウを育てる海老沢農園。ここで野菜栽培をとりまとめているのが今回お話を伺った海老沢竜さん。自宅周辺の3つの野菜畑で采配を振ります。この地に代々続く農家に生まれた以上、農業以外の仕事の選択肢はないと考えていましたが、お父様の「好きなことをやったらいいよ」という後押しもあり、絵の道を目指してデザイン学校に進学。絵で生きていこうと思った時期もありました。しかし、世田谷区農業塾に参加したことをきっかけに、徐々に農業にのめり込んでいきます。塾生で集まって勉強するだけでなく、果菜類や枝豆、根菜類、葉物などそれぞれの野菜作りの名人農家を訪問して栽培技術を学ぶと共に、塾生同士の繋がりができたことが大きな刺激だったと振り返ります。塾に通ううちに畑仕事の頻度が増え、卒業してからは毎日に。そんな30歳の頃に農業に専念することを決めました。 海老沢農園では、屋外での露地栽培を中心に低農薬製法で多種多様な野菜を育てています。スタンダードな農法で鮮度と味のバランスの取れた野菜作りを心がけているそうです。きゅうり、トマト、ナスなどの定番野菜に加え、旬を感じられるトウモロコシや枝豆も人気。ナスは白なす、長なす、米なす、丸なすなど珍しい品種の栽培にも挑戦しています。天候に左右されやすい露地栽培ですが、日々記録している作業内容を基に年間スケジュールを計画することにより、種撒きや収穫は毎年3~4日の範囲内に収まるのだとか。伝統的な農法を守りつつ、経験と理論に基づいて栽培方針をアップデートしている点も、海老沢農園の大きな特徴です。 持続可能な都市農業を目指して 40歳のころ、海老沢さんは喜多見地区の農業公園立上げメンバに抜擢されて農園管理の仕事を経験しました。一から自分で計画を組み立てて遂行する企画・運営の仕事は、それまでに経験したことのない大きなやりがいになったそう。また、収穫体験に来てくれる子供たちの年齢に合わせて野菜を選んで作付けし、地域の方々に喜んでもらえたことで農業の新たな可能性を感じたと語ります。 海老沢さんは長年の経験と喜多見地区の農業公園で学んだ理論によって、安定した品質の野菜を提供し続けています。一方で、この地で畑を継続していくためにも、畑の一部を地域の方々に開放して野菜作りや収穫体験を楽しんでもらうなど、地域と緩やかに結びついた農業を実現したいと語ります。都市部での農業継続が難しくなる中、地域コミュニティと協力して農地を維持していく新しい形を作りたい。海老沢さんの挑戦は続きます。 ご注文はこちらから → 海老沢農園-ハックツ!
鮮度も味も。トータルでバランスの良い野菜作りを続ける「海老沢農園」
世田谷区の西部・宇奈根地区の海老沢農園では、様々な野菜やブドウをご家族で栽培しています。野菜栽培を一手に担っているのが海老沢竜さん。世田谷区農業塾への参加を転機に農業の魅力にのめり込み、今では露地栽培を中心に多彩な野菜作りに奮闘しています。新鮮で味わい深い野菜は地元のファンも多く、多様な品種のナスや旬を感じさせるトウモロコシ、枝豆などどれも格別です。伝統的な農法にくわえて、自身の経験と理論を組み合わせながら、都市部での農業継続を目指して地域コミュニティとの繋がりを模索する。海老沢さんはそんな現代農業の推進者です。 経験と理論に基づいた栽培方針 世田谷区の西部・宇奈根地区で野菜や野菜の苗、ブドウを育てる海老沢農園。ここで野菜栽培をとりまとめているのが今回お話を伺った海老沢竜さん。自宅周辺の3つの野菜畑で采配を振ります。この地に代々続く農家に生まれた以上、農業以外の仕事の選択肢はないと考えていましたが、お父様の「好きなことをやったらいいよ」という後押しもあり、絵の道を目指してデザイン学校に進学。絵で生きていこうと思った時期もありました。しかし、世田谷区農業塾に参加したことをきっかけに、徐々に農業にのめり込んでいきます。塾生で集まって勉強するだけでなく、果菜類や枝豆、根菜類、葉物などそれぞれの野菜作りの名人農家を訪問して栽培技術を学ぶと共に、塾生同士の繋がりができたことが大きな刺激だったと振り返ります。塾に通ううちに畑仕事の頻度が増え、卒業してからは毎日に。そんな30歳の頃に農業に専念することを決めました。 海老沢農園では、屋外での露地栽培を中心に低農薬製法で多種多様な野菜を育てています。スタンダードな農法で鮮度と味のバランスの取れた野菜作りを心がけているそうです。きゅうり、トマト、ナスなどの定番野菜に加え、旬を感じられるトウモロコシや枝豆も人気。ナスは白なす、長なす、米なす、丸なすなど珍しい品種の栽培にも挑戦しています。天候に左右されやすい露地栽培ですが、日々記録している作業内容を基に年間スケジュールを計画することにより、種撒きや収穫は毎年3~4日の範囲内に収まるのだとか。伝統的な農法を守りつつ、経験と理論に基づいて栽培方針をアップデートしている点も、海老沢農園の大きな特徴です。 持続可能な都市農業を目指して 40歳のころ、海老沢さんは喜多見地区の農業公園立上げメンバに抜擢されて農園管理の仕事を経験しました。一から自分で計画を組み立てて遂行する企画・運営の仕事は、それまでに経験したことのない大きなやりがいになったそう。また、収穫体験に来てくれる子供たちの年齢に合わせて野菜を選んで作付けし、地域の方々に喜んでもらえたことで農業の新たな可能性を感じたと語ります。 海老沢さんは長年の経験と喜多見地区の農業公園で学んだ理論によって、安定した品質の野菜を提供し続けています。一方で、この地で畑を継続していくためにも、畑の一部を地域の方々に開放して野菜作りや収穫体験を楽しんでもらうなど、地域と緩やかに結びついた農業を実現したいと語ります。都市部での農業継続が難しくなる中、地域コミュニティと協力して農地を維持していく新しい形を作りたい。海老沢さんの挑戦は続きます。 ご注文はこちらから → 海老沢農園-ハックツ!
歴史と街と融合するベーカリーカフェ「mixture」
下北沢の静かな商店街に佇む「mixture(ミクスチャー)」は、伝統の味と新たなアイデアを融合させたベーカリーカフェ。オーナーの中井さんは、前身のパン屋・大英堂の伝統を受け継ぎながら、学生時代からの夢であったカフェ経営を実現。お店に並ぶパンは、地元の食材を活かしたコラボ商品や、大英堂時代からのお客様のリクエストに応えて復活させたなどバラエティ豊か。特に「タマゴサラダパン」や「コロッケパン」は地元商店とのコラボで生まれた人気商品です。幅広い世代に愛される温かな雰囲気と、日々進化し続ける美味しいパンの数々がmixtureの魅力を形作っています。 カフェ開業の夢を追って 「mixture(ミクスチャー)」は、2005年にオーナーの中井さんが開業したベーカリーカフェ。中井さんは学生時代からカフェ経営の夢を抱きつつも、大学卒業後は就職。仕事は充実していましたが、やはりカフェへの想いが捨てきれずに、40年続く「大英堂」というパン屋で週末に手伝いを始めます。この大英堂は中井さんの夢を知るご友人からの紹介。中井さんは毎週末海老名から下北沢に通い、大英堂のご主人からパン作りのいろはを学びました。そんな生活を4年ほど続けるうちに自信も付き、自分のお店を持とうと決心。会社を退職し調理師専門学校に通い始めます。そんな時に大英堂のオーナーが急逝。大英堂の奥様とも相談した末、同じようにここでお店を開けるなら、と大英堂を引き継ぐ形でmixtureを開業することを決意しました。 mixtureという店名には二つの意味が込められています。一つは、大英堂の伝統と中井さんの新しいアイデアを混ぜ合わせるという意味。もう一つは、「地域の人々と混ざり合えるお店に」という願いです。大英堂のレシピは大切に引き継ぎながら、近隣の商店とコラボしたパンを作ったり、地元の高校への仕事に携わったりと、コミュニティとの繋がりを大切にしています。お店のスタッフも自然と年配のお客様に気遣いができる優しい人たちばかり。当初はカフェメインでスタートしましたが、大英堂時代からのお客様のリクエストに応えるうちにパンの種類が増加。「今ではパン屋さんだと思われているんじゃないかな?」と中井さんは笑います。 歴史を守りつつ、日々進化する店 下北沢駅に程近い場所とあって、お店を訪れるお客様も様々。朝7時半の開店後は出勤前の人々が朝食を求めて立ち寄り、日中は店内でドリンクと一緒に食事をする方のくつろぎの空間に。午後には幼稚園のお迎えの親子連れが訪れるなど、幅広い世代に愛されるアットホームなお店。可愛い商品ポップはスタッフの手作りで、ほっこりした気分にさせてくれます。 店内には毎日約70種類のパンが並びますが、中には1種類につき3、4個しか作らないものも。それは種類を豊富に用意し、週に何回も来ていただくお客様に選ぶ楽しみを提供したいという中井さんの想いから。おすすめは商店街の卵屋さんとコラボした「タマゴサラダパン」や、肉屋さんとコラボした「コロッケパン」などの「一番街コラボシリーズ」。お客様から「そこの肉屋さんのコロッケをパンに挟んだら美味しいのよ」と聞いたのがコロッケパン誕生のきっかけです。お肉屋さんは閉店してしまいましたが、コロッケのレシピを教わってその味を守り続けています。 中井さんは自身を「職人だとは思わない。でも、だからこそできることがある」と言います。お客様の要望に柔軟に応え、日々少しずつでも良いものを作っていく。それが中井さんのスタイルです。ハックツへの出店もそんなチャレンジの一環。他のお店とのコラボレーションなど、アイデアがあれば積極的に挑戦したいと意欲的。地域に根ざしながら常に進化し続けるmixtureの今後にご注目ください! ご注文はこちらから → mixture-ハックツ! 公式HP → mixture ホームページ
歴史と街と融合するベーカリーカフェ「mixture」
下北沢の静かな商店街に佇む「mixture(ミクスチャー)」は、伝統の味と新たなアイデアを融合させたベーカリーカフェ。オーナーの中井さんは、前身のパン屋・大英堂の伝統を受け継ぎながら、学生時代からの夢であったカフェ経営を実現。お店に並ぶパンは、地元の食材を活かしたコラボ商品や、大英堂時代からのお客様のリクエストに応えて復活させたなどバラエティ豊か。特に「タマゴサラダパン」や「コロッケパン」は地元商店とのコラボで生まれた人気商品です。幅広い世代に愛される温かな雰囲気と、日々進化し続ける美味しいパンの数々がmixtureの魅力を形作っています。 カフェ開業の夢を追って 「mixture(ミクスチャー)」は、2005年にオーナーの中井さんが開業したベーカリーカフェ。中井さんは学生時代からカフェ経営の夢を抱きつつも、大学卒業後は就職。仕事は充実していましたが、やはりカフェへの想いが捨てきれずに、40年続く「大英堂」というパン屋で週末に手伝いを始めます。この大英堂は中井さんの夢を知るご友人からの紹介。中井さんは毎週末海老名から下北沢に通い、大英堂のご主人からパン作りのいろはを学びました。そんな生活を4年ほど続けるうちに自信も付き、自分のお店を持とうと決心。会社を退職し調理師専門学校に通い始めます。そんな時に大英堂のオーナーが急逝。大英堂の奥様とも相談した末、同じようにここでお店を開けるなら、と大英堂を引き継ぐ形でmixtureを開業することを決意しました。 mixtureという店名には二つの意味が込められています。一つは、大英堂の伝統と中井さんの新しいアイデアを混ぜ合わせるという意味。もう一つは、「地域の人々と混ざり合えるお店に」という願いです。大英堂のレシピは大切に引き継ぎながら、近隣の商店とコラボしたパンを作ったり、地元の高校への仕事に携わったりと、コミュニティとの繋がりを大切にしています。お店のスタッフも自然と年配のお客様に気遣いができる優しい人たちばかり。当初はカフェメインでスタートしましたが、大英堂時代からのお客様のリクエストに応えるうちにパンの種類が増加。「今ではパン屋さんだと思われているんじゃないかな?」と中井さんは笑います。 歴史を守りつつ、日々進化する店 下北沢駅に程近い場所とあって、お店を訪れるお客様も様々。朝7時半の開店後は出勤前の人々が朝食を求めて立ち寄り、日中は店内でドリンクと一緒に食事をする方のくつろぎの空間に。午後には幼稚園のお迎えの親子連れが訪れるなど、幅広い世代に愛されるアットホームなお店。可愛い商品ポップはスタッフの手作りで、ほっこりした気分にさせてくれます。 店内には毎日約70種類のパンが並びますが、中には1種類につき3、4個しか作らないものも。それは種類を豊富に用意し、週に何回も来ていただくお客様に選ぶ楽しみを提供したいという中井さんの想いから。おすすめは商店街の卵屋さんとコラボした「タマゴサラダパン」や、肉屋さんとコラボした「コロッケパン」などの「一番街コラボシリーズ」。お客様から「そこの肉屋さんのコロッケをパンに挟んだら美味しいのよ」と聞いたのがコロッケパン誕生のきっかけです。お肉屋さんは閉店してしまいましたが、コロッケのレシピを教わってその味を守り続けています。 中井さんは自身を「職人だとは思わない。でも、だからこそできることがある」と言います。お客様の要望に柔軟に応え、日々少しずつでも良いものを作っていく。それが中井さんのスタイルです。ハックツへの出店もそんなチャレンジの一環。他のお店とのコラボレーションなど、アイデアがあれば積極的に挑戦したいと意欲的。地域に根ざしながら常に進化し続けるmixtureの今後にご注目ください! ご注文はこちらから → mixture-ハックツ! 公式HP → mixture ホームページ
五島のごちそうを世田谷に「浜口水産 豪徳寺店」
長崎・五島列島の味を東京・世田谷で。そんな体験を提供しているのが、浜口水産豪徳寺店です。1939年創業の老舗が代々受け継いできた自慢のすり身揚げは、魚の素材を活かし、うま味調味料・保存料を使用せず、味付けは砂糖と塩のみ。また、その日の揚げたてのみを販売しています。五島列島の食文化と、生産者の想いを届ける。そんな名店をご紹介します。 曾祖母様の味を受け継いで 浜口水産豪徳寺店は、長崎・五島列島の老舗水産加工会社「浜口水産」の島外初店舗として2015年にオープンしました。本社は現社長・浜口正秀さんの曾祖母様が1939年に創業。元々は魚売りの元締めをしており、売れ残った魚を無駄にしないよう、すり身を揚げ物にして販売したことが始まりです。 それから時を経て、五島列島の味を関東の方々にも身近に感じてもらいたいという思いから豪徳寺店を開店。豪徳寺に出店したのは、物産展や通信販売で購入される方に世田谷の方が多かったからだとか。「お店を出すなら、うちの商品を愛してくれている方の近くがよかった」という浜口社長の言葉には、お客様への感謝と地域密着への想いが表れています。賑やかな商業地ではなく豪徳寺駅前に店を構えたのも、地域に根差したいという願いからでした。開店から9年が経ち「豪徳寺での認知度も段々と上がってきたかな」。そう社長は手応えを口にします。 店内には、創業当時からの製法、味を引き継いだ自慢のすり身揚げや干物がずらりと並び、手土産や夕食の一品を求めるお客様で賑わいます。特にすり身揚げは手頃な価格設定に加え、魚や野菜を使いヘルシーな点が魅力。看板商品の「ばらもん揚げ」は、ぷりっぷりの歯応えで、嚙むごとに魚のうま味と香りが口の中に広がります。ご飯のおかずは勿論、お酒のお供やお子様のおやつにもうってつけです。 環境保護と美味しさの両立 浜口水産で扱う商品は五島列島由来の安心安全なもの。蒲鉾やすり身揚げにはうま味調味料や保存料は使わず、野菜も低農薬で栽培するなど、素材本来の味を大切にしています。また、創業者の想いを引き継ぎ、未利用魚や規格外野菜を積極的に活用したり、磯焼けの原因となる魚をすり身に加工したりと、美味しさと環境に配慮した逸品が揃います。「規格外の野菜は市場には出せなくても、うちのように加工できる会社が適正な価格で購入すればお金になる。形は悪くても味は絶品。お互いに助かるんです」。また、魚の取れ高が減っているなかで、五島の様々な素材での商品作りにもチャレンジしています。「五島の“しまさざなみ”や長崎の“ゆめみどり”といった地鶏や地元野菜など、魚に限らず地元に根差して食を繋いでいきたい」と浜口社長は意気込みます。 環境保護活動にも積極的に参画。五島列島の海では、ニザダイやブダイが増えて海藻を食べすぎてしまうという課題「磯焼け」に悩まされていたそう。ニザダイやブダイは味に癖がありますが、浜口水産がこれまでに培った加工技術を活かし、美味しいフィッシュハムへと変身。環境保護と美味しさを両立させた商品として注目されています。食材を無駄にしない先代からの知恵と、現代的な環境への配慮が融合した、まさに浜口水産ならではの逸品と言えるでしょう。 五島のごちそうを世田谷で。代々受け継がれてきた自慢の味を、是非ご家庭でご賞味ください。 ご注文はこちらから → 浜口水産 豪徳寺店-ハックツ! 公式HP → 浜口水産 ホームページ
五島のごちそうを世田谷に「浜口水産 豪徳寺店」
長崎・五島列島の味を東京・世田谷で。そんな体験を提供しているのが、浜口水産豪徳寺店です。1939年創業の老舗が代々受け継いできた自慢のすり身揚げは、魚の素材を活かし、うま味調味料・保存料を使用せず、味付けは砂糖と塩のみ。また、その日の揚げたてのみを販売しています。五島列島の食文化と、生産者の想いを届ける。そんな名店をご紹介します。 曾祖母様の味を受け継いで 浜口水産豪徳寺店は、長崎・五島列島の老舗水産加工会社「浜口水産」の島外初店舗として2015年にオープンしました。本社は現社長・浜口正秀さんの曾祖母様が1939年に創業。元々は魚売りの元締めをしており、売れ残った魚を無駄にしないよう、すり身を揚げ物にして販売したことが始まりです。 それから時を経て、五島列島の味を関東の方々にも身近に感じてもらいたいという思いから豪徳寺店を開店。豪徳寺に出店したのは、物産展や通信販売で購入される方に世田谷の方が多かったからだとか。「お店を出すなら、うちの商品を愛してくれている方の近くがよかった」という浜口社長の言葉には、お客様への感謝と地域密着への想いが表れています。賑やかな商業地ではなく豪徳寺駅前に店を構えたのも、地域に根差したいという願いからでした。開店から9年が経ち「豪徳寺での認知度も段々と上がってきたかな」。そう社長は手応えを口にします。 店内には、創業当時からの製法、味を引き継いだ自慢のすり身揚げや干物がずらりと並び、手土産や夕食の一品を求めるお客様で賑わいます。特にすり身揚げは手頃な価格設定に加え、魚や野菜を使いヘルシーな点が魅力。看板商品の「ばらもん揚げ」は、ぷりっぷりの歯応えで、嚙むごとに魚のうま味と香りが口の中に広がります。ご飯のおかずは勿論、お酒のお供やお子様のおやつにもうってつけです。 環境保護と美味しさの両立 浜口水産で扱う商品は五島列島由来の安心安全なもの。蒲鉾やすり身揚げにはうま味調味料や保存料は使わず、野菜も低農薬で栽培するなど、素材本来の味を大切にしています。また、創業者の想いを引き継ぎ、未利用魚や規格外野菜を積極的に活用したり、磯焼けの原因となる魚をすり身に加工したりと、美味しさと環境に配慮した逸品が揃います。「規格外の野菜は市場には出せなくても、うちのように加工できる会社が適正な価格で購入すればお金になる。形は悪くても味は絶品。お互いに助かるんです」。また、魚の取れ高が減っているなかで、五島の様々な素材での商品作りにもチャレンジしています。「五島の“しまさざなみ”や長崎の“ゆめみどり”といった地鶏や地元野菜など、魚に限らず地元に根差して食を繋いでいきたい」と浜口社長は意気込みます。 環境保護活動にも積極的に参画。五島列島の海では、ニザダイやブダイが増えて海藻を食べすぎてしまうという課題「磯焼け」に悩まされていたそう。ニザダイやブダイは味に癖がありますが、浜口水産がこれまでに培った加工技術を活かし、美味しいフィッシュハムへと変身。環境保護と美味しさを両立させた商品として注目されています。食材を無駄にしない先代からの知恵と、現代的な環境への配慮が融合した、まさに浜口水産ならではの逸品と言えるでしょう。 五島のごちそうを世田谷で。代々受け継がれてきた自慢の味を、是非ご家庭でご賞味ください。 ご注文はこちらから → 浜口水産 豪徳寺店-ハックツ! 公式HP → 浜口水産 ホームページ
経堂の銘菓。美味しさ、幸せ、みんないっぱい亀屋のお菓子。
世田谷・経堂の老舗和菓子店「亀屋」。三代目の舘野さんが守り続けるのは「思い出に寄り添うお菓子」という理念です。江戸時代から続く技を受け継ぎながらも、現代の設備や需要に合わせて柔軟に進化を続ける亀屋の和菓子は、地域の人々の暮らしに深く根付いています。看板商品「招福もなか」をはじめ、季節や行事に合わせた和菓子は、どれも素材と製法へのこだわりが詰まった逸品です。伝統の技を受け継ぎながらも、進化を続ける亀屋の和菓子は、新旧の住民が混在する世田谷の街並みそのもの。特別な美味しさと温かな思い出を求めて人々が集う、和菓子の名店をご紹介します。 思い出に寄り添うお菓子を 経堂のすずらん通りに店を構える亀屋。現店主 舘野貞俊さんのおじい様に当たる舘野貞助さんが、江戸時代から続く老舗「亀屋近江大掾」で修行を積み、暖簾分けを許されて昭和13年に開業。以来、経堂の地に根ざした和菓子屋として世代を超えて親しまれています。 舘野さんは専門学校や他店での修行経験はありませんが、店で働く職人さんの手仕事を見習ううちに自然と和菓子作りの世界へ入っていきました。技は教わるものでなく、差し向かいで作業しながら悟るもの。「私の手には、うちで働いていた3人の職人の技が沁み込んでいるんですよ」と掌を見つめ笑います。舘野さんの和菓子作りは、製菓・製パン屋を営まれていた母方の家系にもルーツが。お母様は「お菓子は嗜好品、美味しいか美味しくないかで選ばれるからこそ、やりがいのある仕事」という言葉をよく口にしていたのだと言います。この言葉が舘野さんの原動力となっています。 そして、亀屋のキャッチフレーズは「美味しさ、幸せ、みんないっぱい亀屋のお菓子」。「あの時、みんなで亀屋のお菓子を食べたよね」。そんなお客様の思い出に寄り添うお菓子を作りたい、幸せを届けたいという思いで日々の仕事に取り組んでいます。 地元にちなんだオンリーワンに 亀屋の一番のこだわりは餡作り。菓子屋は素材を磨き上げるのが仕事と考える舘野さんは、材料を厳選することはもちろん、古い文献を集めて伝統的な技術を理解したうえで、現代の設備に最適な製法を追求します。昔の技術や言い伝えだけに頼らず、常に何が正しいかを自分で考える。伝統的な技術と新しい方法のバランスを取りながら美味しさを磨き続けています。 亀屋の看板商品と言えば、豪徳寺の招き猫にちなんだ「招福もなか」。かつて家族で創業者のお墓がある豪徳寺へお参りに行った思い出を形にしたお菓子なのだと言います。つぶあん、こしあん、白あんの3種を楽しめて、見た目も可愛らしい一品で、世田谷みやげにも認定されています。また、世田谷梅まつりに合わせ考案した梅大福も亀屋の代表作。梅の季節には、1日千個以上を売り上げる人気商品です。「地元にちなんだオンリーワンの商品をこれからも作っていきたい」と舘野さんは意気込みます。 亀屋には地元に長く住む旧家の方々から、新しく経堂に移り住んできたファミリー層まで、幅広いお客様が足を運びます。昔からの商店街と新しいショッピングエリアが共存し、歴史と新しいカルチャーが融合する世田谷の姿は、伝統を守りながら革新を続ける亀屋の姿勢とも重なります。 舘野さんの夢は、亀屋を何代にも渡って利用してもらえるお店にすること。伝統的な和菓子の魅力を守りつつ、新しい形で多くの人々に届けることが、舘野さんの次なる挑戦です。 ご注文はこちらから → 世田谷 亀屋本店-ハックツ! 公式HP → 世田谷 亀屋本店 ホームページ
経堂の銘菓。美味しさ、幸せ、みんないっぱい亀屋のお菓子。
世田谷・経堂の老舗和菓子店「亀屋」。三代目の舘野さんが守り続けるのは「思い出に寄り添うお菓子」という理念です。江戸時代から続く技を受け継ぎながらも、現代の設備や需要に合わせて柔軟に進化を続ける亀屋の和菓子は、地域の人々の暮らしに深く根付いています。看板商品「招福もなか」をはじめ、季節や行事に合わせた和菓子は、どれも素材と製法へのこだわりが詰まった逸品です。伝統の技を受け継ぎながらも、進化を続ける亀屋の和菓子は、新旧の住民が混在する世田谷の街並みそのもの。特別な美味しさと温かな思い出を求めて人々が集う、和菓子の名店をご紹介します。 思い出に寄り添うお菓子を 経堂のすずらん通りに店を構える亀屋。現店主 舘野貞俊さんのおじい様に当たる舘野貞助さんが、江戸時代から続く老舗「亀屋近江大掾」で修行を積み、暖簾分けを許されて昭和13年に開業。以来、経堂の地に根ざした和菓子屋として世代を超えて親しまれています。 舘野さんは専門学校や他店での修行経験はありませんが、店で働く職人さんの手仕事を見習ううちに自然と和菓子作りの世界へ入っていきました。技は教わるものでなく、差し向かいで作業しながら悟るもの。「私の手には、うちで働いていた3人の職人の技が沁み込んでいるんですよ」と掌を見つめ笑います。舘野さんの和菓子作りは、製菓・製パン屋を営まれていた母方の家系にもルーツが。お母様は「お菓子は嗜好品、美味しいか美味しくないかで選ばれるからこそ、やりがいのある仕事」という言葉をよく口にしていたのだと言います。この言葉が舘野さんの原動力となっています。 そして、亀屋のキャッチフレーズは「美味しさ、幸せ、みんないっぱい亀屋のお菓子」。「あの時、みんなで亀屋のお菓子を食べたよね」。そんなお客様の思い出に寄り添うお菓子を作りたい、幸せを届けたいという思いで日々の仕事に取り組んでいます。 地元にちなんだオンリーワンに 亀屋の一番のこだわりは餡作り。菓子屋は素材を磨き上げるのが仕事と考える舘野さんは、材料を厳選することはもちろん、古い文献を集めて伝統的な技術を理解したうえで、現代の設備に最適な製法を追求します。昔の技術や言い伝えだけに頼らず、常に何が正しいかを自分で考える。伝統的な技術と新しい方法のバランスを取りながら美味しさを磨き続けています。 亀屋の看板商品と言えば、豪徳寺の招き猫にちなんだ「招福もなか」。かつて家族で創業者のお墓がある豪徳寺へお参りに行った思い出を形にしたお菓子なのだと言います。つぶあん、こしあん、白あんの3種を楽しめて、見た目も可愛らしい一品で、世田谷みやげにも認定されています。また、世田谷梅まつりに合わせ考案した梅大福も亀屋の代表作。梅の季節には、1日千個以上を売り上げる人気商品です。「地元にちなんだオンリーワンの商品をこれからも作っていきたい」と舘野さんは意気込みます。 亀屋には地元に長く住む旧家の方々から、新しく経堂に移り住んできたファミリー層まで、幅広いお客様が足を運びます。昔からの商店街と新しいショッピングエリアが共存し、歴史と新しいカルチャーが融合する世田谷の姿は、伝統を守りながら革新を続ける亀屋の姿勢とも重なります。 舘野さんの夢は、亀屋を何代にも渡って利用してもらえるお店にすること。伝統的な和菓子の魅力を守りつつ、新しい形で多くの人々に届けることが、舘野さんの次なる挑戦です。 ご注文はこちらから → 世田谷 亀屋本店-ハックツ! 公式HP → 世田谷 亀屋本店 ホームページ
地域のコミュニケーション・ハブ「Film Coffee&Things」
三軒茶屋の隠れ家的カフェ「Film Coffee&Things」(フィルムコーヒー&シングス)。店内はオーナー荒田さんの好きなものが詰め込まれ、レコードの音色や観葉植物に囲まれた居心地よい空間です。お客様一人一人とのちょうど良い距離感を大切にする荒田さんの温かな人柄に触れることができます。コーヒーはもちろん、絶品エスプレッソバスクチーズケーキやヴィーガンの方も楽しめるバナナケーキなど、独学で磨き上げた手作りスイーツも自慢。誰もが気軽に立ち寄れる「公園のようなお店」を目指したいと語る荒田さんにお話を伺いました。 地域の公園のようなお店に 三軒茶屋の大通りから一本入った住宅街。Film Coffee&Thingsは、2022年12月にオープン。前身の「Coffee Wrights」で責任者を務めていた荒田さんがスピンアウトする形で新店をスタートさせました。荒田さんがカフェで働き始めたのは7年ほど前。それ以前は異業種でサラリーマンをしていたそうですが、コーヒーへの愛着から段々とそれを生業にしたいとの思いが生まれたと言います。それなら焙煎をしている店で豆の理解を深めたいと、Coffee Wrightsに転職しました。 前身のお店がコロナ禍で営業できなかった時期、荒田さんは「WEAT コーナーショップ」プロジェクト(WEAT=雨風をしのいで楽しく食べる)を運営。自分たちと同じようにお店を開けられない飲食店が商品を販売できるスペースを提供しました。プロジェクトを通じて飲食店や地域の人と繋がり、交流することの大切さを改めて実感したと語ります。「公園のように気軽に立ち寄れるようなお店を作り、地域のコミュニケーション・ハブになりたいという想いが強まりました」。 Film Coffee&Thingsの店内は、レコードで音楽がかかっていたり、観葉植物が置かれたりと随所に荒田さんの趣味が光ります。器の販売や異業種とのコラボレーションなど、自身のキャラクターを敢えて出しているのも、お客様との会話のきっかけを作って、距離を縮められたらとの考えから。「数多あるコーヒー屋の中でわざわざ来てくれる方は、人で選んでくれているのかなという想いがあって。接客には気を配っています」。細やかな心配りが心地良い関係を築き、お客様と友人のように親しくなったり、そこからスタッフで働いてくれる人が出てきたり。荒田さんを起点に、有機的なつながりが着実に育まれています。 どんなお客様にも安心と美味しさを Film Coffee&Thingsでは、スペシャルティコーヒーはもちろん、焼き菓子やベーグルも人気です。フードは全て店内で手作り。お客様の声を聞きながら試行錯誤を重ねて、現在の味に辿り着いたそう。バナナケーキ、ヴィーガンベリーショコラなど、幅広いお客様に安心してお楽しみいただけます。 誰もが気軽に立ち寄れる場所を目指すFilm Coffee&Things。商品を通じて荒田さんの想いにぜひ触れてみてください。...
地域のコミュニケーション・ハブ「Film Coffee&Things」
三軒茶屋の隠れ家的カフェ「Film Coffee&Things」(フィルムコーヒー&シングス)。店内はオーナー荒田さんの好きなものが詰め込まれ、レコードの音色や観葉植物に囲まれた居心地よい空間です。お客様一人一人とのちょうど良い距離感を大切にする荒田さんの温かな人柄に触れることができます。コーヒーはもちろん、絶品エスプレッソバスクチーズケーキやヴィーガンの方も楽しめるバナナケーキなど、独学で磨き上げた手作りスイーツも自慢。誰もが気軽に立ち寄れる「公園のようなお店」を目指したいと語る荒田さんにお話を伺いました。 地域の公園のようなお店に 三軒茶屋の大通りから一本入った住宅街。Film Coffee&Thingsは、2022年12月にオープン。前身の「Coffee Wrights」で責任者を務めていた荒田さんがスピンアウトする形で新店をスタートさせました。荒田さんがカフェで働き始めたのは7年ほど前。それ以前は異業種でサラリーマンをしていたそうですが、コーヒーへの愛着から段々とそれを生業にしたいとの思いが生まれたと言います。それなら焙煎をしている店で豆の理解を深めたいと、Coffee Wrightsに転職しました。 前身のお店がコロナ禍で営業できなかった時期、荒田さんは「WEAT コーナーショップ」プロジェクト(WEAT=雨風をしのいで楽しく食べる)を運営。自分たちと同じようにお店を開けられない飲食店が商品を販売できるスペースを提供しました。プロジェクトを通じて飲食店や地域の人と繋がり、交流することの大切さを改めて実感したと語ります。「公園のように気軽に立ち寄れるようなお店を作り、地域のコミュニケーション・ハブになりたいという想いが強まりました」。 Film Coffee&Thingsの店内は、レコードで音楽がかかっていたり、観葉植物が置かれたりと随所に荒田さんの趣味が光ります。器の販売や異業種とのコラボレーションなど、自身のキャラクターを敢えて出しているのも、お客様との会話のきっかけを作って、距離を縮められたらとの考えから。「数多あるコーヒー屋の中でわざわざ来てくれる方は、人で選んでくれているのかなという想いがあって。接客には気を配っています」。細やかな心配りが心地良い関係を築き、お客様と友人のように親しくなったり、そこからスタッフで働いてくれる人が出てきたり。荒田さんを起点に、有機的なつながりが着実に育まれています。 どんなお客様にも安心と美味しさを Film Coffee&Thingsでは、スペシャルティコーヒーはもちろん、焼き菓子やベーグルも人気です。フードは全て店内で手作り。お客様の声を聞きながら試行錯誤を重ねて、現在の味に辿り着いたそう。バナナケーキ、ヴィーガンベリーショコラなど、幅広いお客様に安心してお楽しみいただけます。 誰もが気軽に立ち寄れる場所を目指すFilm Coffee&Things。商品を通じて荒田さんの想いにぜひ触れてみてください。...